新型コロナウイルスの蔓延から早数ヵ月が経ち、少しずつ落ち着きを取り戻してきてはいますが、未だに売上ダウンした状態から抜け出せずに苦しんでいる人たちはたくさんいます。
「夏前に比べれば少しずつ客足も戻ってきたが、コロナ以前より売上は落ちてしまっている」
「普段の7割くらいの状態がずっと続いている」
そんな声をよく聞くようになりました。
そこで、今回の記事では、
『コロナでダウンした売上をカバーする2つの秘策』
についてお伝えしていきたいと思います。
今回お伝えする内容を上手く取り入れることができれば、下がった売上をカバーすることも可能ですし、場合によっては今まで以上の売上を出せる可能性も十分にあります。
ぜひ、参考にしてほしいと思います。
Contents
1.【秘策①】お店のUSPを改めて見直す
コロナによって多くの店舗が売上ダウンしてしまいましたが、中にはこんな状況でも今までと変わらず繫盛しているお店は存在します。
そして、それらのお店をよく見てみると、他のお店とは決定的に違う部分があります。
それは、
- そのお店だけの独自のウリがある
- お客さんの求めるものを押さえている
この2つです。
つまり、売れているお店は、他の多くのお店と違って、『そのお店でしか満たすことができないような独自のウリがあり、さらにそのウリが売り手側の自己満足ではなく、きちんとお客さんの求めるツボを押さえている』ということです。
いくらコロナといっても、やはりお客さんは本当に魅力的な商品であれば買いたいと思っていますし、良いお店には行きたいと思っています。
ですので、このタイミングで改めて、市場のリサーチを徹底的に行い、自分だけにできるお店のUSPを考え直してみてください。
では、どのような手順で、あなただけの独自のUSPを作ればいいのか?を解説していきます。
1-1.見込み客への徹底的なリサーチ
まず、最初に行うのは『見込み客への徹底的なリサーチ』です。
お客さんから求められるお店になるには、やはり自分がターゲットとしている人たちが『どんなことを求めているか』を理解し、それを満たせるものを提供することに尽きます。
しかし、実際は多くの売り手側は、自分のターゲットが求めるものではなく、自分が良いと思うものを売ってしまいがちです。
ですので、改めて『見込み客は何を求めているのか』を理解し、それを満たすウリをお店の中に作ることをしてください。
1-2.ライバルたちへの徹底的なリサーチ
また、それだけではなく『ライバル店たちへの徹底的なリサーチ』も必要です。
見込み客が何を求めているのか理解したら、次は、その見込み客の欲求を満たすものを売っているライバルたちを調べる必要があります。
なぜなら、見込み客が求めるものを売っていたとしても、それがライバルたちと似たようなものだとしたら、独自のウリにはならないからです。
自分のライバルとなるお店を調べて、
『ライバルたちがまだ満たせていないものを満たすようなウリ』
を作っていくことで、あなたのお店は
- 自分のお店だけの独自のUSPがある
- そのUSPがお客さんの求めるものを押さえている
こういう状態になれます。
その結果、お客さんから求められるようになっていくのです。
2.【秘策②】オンラインを主体とした店舗以外からの収入源を作る
もう1つの売上ダウンをカバーする秘策は、
『オンラインを主体とした店舗以外からの収入源を作る』
ことです。
先ほどは、お店のUSPを見直すという話をしましたが、やはり世の中の流れとしてお店を利用する人が減ったのは紛れもない事実です。
そして、それと同時に、この数ヵ月で急速なオンライン化をしていったことも事実です。
つまり、オンラインを主体としたお店以外からの収入源を作ることで、売上ダウンをカバーしていくことができるのです。
では、具体的にはどういうことをしていけばいいのかを説明していきます。
2-1.目玉商品のオンライン通販
最も手っ取り早くできることは『目玉商品のオンライン通販』です。
具体的には、まず、お店のLINEやメルマガ、SNSアカウントなどを用意します。
そして、お店に来てくれたお客さんにフォロワーになってもらい、そこでお店の目玉商品を販売するのです。
もし、無形のサービスを売っている場合は、オンラインサービスに切り替えるなどして販売します。
こうすることで、お店に来なくなったお客さんにもあなたの商品を売ることができるのです。
2-2.情報コンテンツ販売をする
そして、私が最もお勧めするのが、
『情報コンテンツを販売する』
ことです。
情報コンテンツ販売とは、世の中の人たちが求める情報、知識、スキルをコンテンツとしてまとめて、オンライン上で販売するビジネスです。
例えば、痩身エステをやっている人は、自分の持つ知識やスキルをまとめて、それを「痩せたい」、「細くなりたい」と思っている人に販売します。
自分には売れる知識やスキルはないと思っている人でも大丈夫です。
もし、自分に売れるようなものがなくても、人から求められる知識やスキルを持っている人を見つけて、その人をプロデュースする形を取ることで、情報コンテンツ販売をすることはできます。
また、情報コンテンツ販売は、無形の情報をコンテンツ化して販売するので、利益率が圧倒的に高く、さらに店舗を構えるわけではいので、商圏も全国まで広げられます。
月に30~50万円はもちろん、100万円を超える売上を出すことも十分に可能なビジネスモデルです。(中には月に1000万円の売上を超える人もいます)
これを取り入れることによって、お店の売上ダウンをカバーするどころか、今まで以上に大きな売上を出すことも可能になります。
3.まとめ
いかがでしょうか?多くの人が未だにコロナによる影響で苦しんでいますが、それは捉え方によっては『成長できるチャンス』でもあります。
現に今回お伝えした2つの秘訣を取り入れている人たちは、この状況の中でも売上を伸ばし続けることができています。
ですので、ぜひこのタイミングだからこそ、自分を成長させるために工夫をして、下がってしまった売上をカバーするようにしてください。