店舗の売上を上げるためには、『良い商品やサービスを売るだけではなく、それらを知ってもらうためのマーケティングが必要』というのは色んなところで言われています。
しかし、そうは言っても、マーケティングが苦手でなかなかお客さんを集めることができない人は多いと思います。
そこで、今回は、
- 集客が苦手でもできる新規客集めのコツ
- マーケティングが苦手でもできるリピート集客のコツ
について、
- ビジネス歴15年
- 集客コンサルタント歴12年
- 800名以上のクライアントの売上アップに貢献
した私が、解説したいと思います。
Contents
1.マーケティングは考え方を変えれば簡単
今、この記事を読んでいるあなたは、
「マーケティングをしたくても難しくてできない」
「そもそもマーケティングは苦手だ」
と思っているのかもしれません。
それもそのはず、実際にやってみれば分かると思いますが、新規客を1人捕まえるのも至難の業ですし、その新規客にリピートしてもらうことも決して簡単ではありません。
が、実は考え方を少し変えるだけで、「新規客集め」と「リピート集客」が、とても簡単にできるようになるのです。
一体、どのような考え方をすればいいのでしょうか?
1-1.自分の商品を欲しがる人だけを相手にする
まず、1つ目の考え方は、
『自分の商品やサービスを欲しがる人だけを相手にする』
ということです。
例えば、美容室を例に出しますが、美容室に行きたいと思っている人たちは、
- 髪を切りに行きたい
- カラーをしたい
- トリートメントをしたい
- パーマをかけたい
などの欲求を持っている人たちです。
それ以外の人たちは、当たり前ですが美容室に行きたいとは思っていないので、どんなに宣伝をしても来てくれません。
しかし、実際にマーケティングの場になると多くの人は、これらの欲求を持っている人以外にもアプローチをしているのです。
- 大きな看板を出したり、
- 美容系とは関係のない媒体に広告を出したり、
- 近隣の家にポスティングをしたり、
というふうに「今美容室に行きたい人以外」にもアプローチをしてしまっているのです。
当然ですが、それではお店に来てくれる確率は限りなく低いです。
しかし、考え方を変えて
『今、美容室に行きたいと思っている人だけにアプローチをする』
ようにしたらどうなるでしょうか?
あなたの宣伝や広告を見る人たちは、美容室に行きたい人だけなので、お店に来てくれる確率は限りなく高くなります。
このように、『自分の商品やサービスを欲しがる人だけを相手にする』という考え方で捉えるようになると新規集客は格段に楽になります。
1-2.来てくれたお客さんにリピート対策を教えてもらう
また、リピート集客にも簡単になる考え方があります。
それは、
『来てくれたお客さんにどうしたらまた来たくなるかを聞く』
ということです。
今現在、リピート集客のための手法はたくさん紹介されていますが、究極のところ、どうすればまたあなたのお店に来たくなるかの答えを知っているのは、そのお店を利用したお客さんです。
ですので、お客さんの意見をお店に反映させることが何よりもリターンの高い、リピート対策になるのです。
2.集客が苦手でもできる簡単店舗マーケティング2選
では、ここまでの内容を踏まえて、集客が苦手でもできる簡単な店舗マーケティングを2つご紹介します。
2-1.今すぐ客が集まる媒体や手段を使ってアプローチする
1つ目が、今すぐ客、つまり、『あなたの商品やサービスを今すぐ欲しがりそうな人』だけが見ている媒体や手段を使って、あなたのお店の宣伝をすることです。
先ほどもお伝えしましたが、新規集客は、不特定多数の人にアプローチをするのではなく、『あなたお商品やサービスを欲しがる人だけを相手にする』ほうがはるかに楽になります。
つまり、それはイコールで、
『自分の商品やサービスを欲しがる人が見る媒体や手段を使って宣伝する』
ということになります。
そうすることで、新規集客の成功率が格段に上がるのです。
2-2.来店者に対してリサーチする
2つ目は、
『来店してくれたお客さんに対してリサーチする』
ことです。
これも前述しましたが、どうすればお客さんがまたそのお店に来たくなるかの答えを知っているのは、お客さん本人です。
ですので、私たちはお客さんたちの意見を常に聞く必要があります。
その方法は色々ありますが、最も手っ取り早い方法は、『アンケートを取る』ことです。
お店の良いところや悪いところを教えてもらい、それをお店に取り入れるのです。
そうすることで、どんどんお客さん好みのお店が出来上がっていきます。
3.まとめ
多くの人が苦手意識を感じるマーケティングですが、考え方を変えて捉えてみるといかがでしょうか?
きっと、「なるほど、こうすれば簡単なんだ」と気づかれた人も多いのではないでしょうか?
実際、この考え方を用いてマーケティングができるようになった人たちは、私のクライアントでは数知れずいらっしゃいます。
もし、あなたが今現在、お客さんを集めることに苦手意識を感じているのでしたら、ぜひ今回の内容を取り入れてみてください。