Googleマイビジネスと広告を連携する4つのメリットと、集客成功の3つのコツ

Googleマイビジネスは、それを使うだけでGoogleマップ上で自分のお店を見つけてもらいやすくなる便利な機能です。

Googleマイビジネスの基本機能だけでもある程度の集客効果が得られるため、「Google広告まで使う必要があるの?」と疑問を抱く方もいらっしゃいます。

しかし、実はGoogleマイビジネスを使う店舗が増えているからこそGoogle広告を使う必要性が高まっており、繁盛店の多くはこのことにいち早く気付き、広告連携を進めています。

そこで、これからGoogleマイビジネスにGoogle広告を連携させようか検討している方のために、広告連携の必要性とそれによって得られるメリット、集客を成功させるためのコツについてご紹介します。

1.Googleマイビジネスで広告を使う必要はあるのか

Google広告を使うためには料金が発生することを考えると、本当に使う必要はあるの?とシビアに考えることは当然だといえます。

そこで最初に、GoogleマイビジネスにGoogle広告を連携する必要性について整理していきましょう。

1-1.競合他社より目立つ必要がある

Googleマップで店舗検索することが当たり前になりつつあることもあり、Googleマイビジネスを使う店舗は増加傾向にあります。

これはつまり、地図上にピンで示される店舗が増えているということなので、自分の店舗が競合の中から選ばれるためには、競合よりも目立つ必要があるということです。

そこでGoogle広告を使ってマップでも上位表示することや、青や紫など、赤いピン以外で表示されるようにするなど、一工夫することが重要になります。

1-2.自然検索では勝てない可能性がある

ユーザーがGoogleなどの検索窓にキーワードを入れて検索することを、自然検索といいます。多くの人に検索してもらってお店のページを見てもらえれば、自然検索でも上位に表示されやすくなります。

しかし、どんなに自然検索の結果が良くても、Google広告よりは下の表示になってしまいます。

そして、Google広告を使って宣伝しているお店が増えていることを考えると、自分のお店の情報が下に追いやられて埋もれてしまわないためには、自分もGoogle広告を使う必要があります。

1-3.集客で競合に勝つために広告が必要

Googleマイビジネスを使って、さらに競合他社から抜きん出て集客するためには、Google広告を使って上位表示されることや、露出を増やすことが必要です。

では、ここまでの解説でGoogle広告の必要性がご理解いただけたところで、次はGoogle広告によって得られるメリットについて確認していきましょう。

2.Googleマイビジネスの広告連携で得られる4つのメリット

GoogleマイビジネスとGoogle広告を連携することは、単に広告を出せるというだけではありません。

次に、GoogleマイビジネスとGoogle広告を連携することで得られる4つのメリットを、具体的に解説していきます。

2-1.時間と労力をかけずに上位表示が可能

自然検索では上位表示されるまでにかなりの時間と労力が必要になりますが、Google広告と連携すれば時間と労力を短縮して集客効果を得られるようになります。

これはGoogleマイビジネスとGoogle広告を連携する大きなメリットです。

このおかげで検索窓だけでなく、Googleマップ上の広告枠でもあなたのお店が上位表示されるようになるため、今まで以上に多くのユーザーの目に留まりやすくなり、クリックされる確率も増すことが期待できます。

2-2.地図上で競合より目立つことができる

Googleマイビジネスを使うことで表示されるマップ上のピンは、通常は赤色ですが、広告を使うと青色になります。

また、ピンの色は自由に変更することも可能なので、近隣の店舗とは違う色に設定することで、マップ上で競合よりも人目を引くことができるようになります。

2-3.店舗露出の機会が増える

GoogleマイビジネスとGoogle広告を連携することで受けられる恩恵は、Googleの検索窓やGoogleマップ上に広告が掲載されることや、ピンの色を変えられることだけではありません。

YouTubeへの動画広告の掲載や、BloggerというブログサービスやGoogleが提携するニュースサイト、GmailなどといったGoogleディスプレイネットワークと呼ばれるネットワーク内の様々な場所で、広告掲載することも可能です。

これだけ店舗情報を露出する機会が増えるということは、それだけ集客するチャンスも増えるということです。

また、Googleは自然検索だけでも1日に30億回以上検索が行われており、公表データによると、広告に1ドルかけただけで広告主は4ドルの収益を得ていることからも、Google広告を使う価値はあるといえます。

【参考】

Google公式の公表データ

2-4.来店や予約の計測ができる

広告を使う場合は目先の費用よりも、広告によってどれだけの利益を得られたのかという費用対効果の方が重要です。

GoogleマイビジネスとGoogle広告を連携すれば、出稿した広告によってどれだけ来店してもらい、どれほどの予約がとれたかなどの計測が可能になります。

その結果を次の広告に活かすことができるため、費用対効果を上げていくことが期待できます。

2-5.広告掲載の費用は必要

Google広告を利用するためには、費用が必要になります。ただ、Google広告は定額制ではなく入札システムを導入しているので、広告が表示された時や、クリックされた時に支払う金額を広告主が指定することができます。

当然入札単価が高ければ高いほど、お店の広告が掲載される場所は良くなりますが、これは予算と相談して決めれば良いでしょう。

何よりも、Google地図検索をしてくる人は「今」いる場所の近くでお店を探している人達なので、自然検索やその他の検索よりも、「超今すぐ」客を取り込むチャンスが多くなります。

従って、少しでも費用に余裕があるのなら、小予算からでもGoogleマイビジネスとGoogle広告の連携を始めることを推奨します。

3.Googleマイビジネスの広告連携を成功させる3つのコツ

集客を成功させるためには、GoogleマイビジネスとGoogle広告の連携においてやっておきたい3つのコツがあります。

次に解説する3つのコツをぜひ実践していただき、あなたのお店の集客に役立ててください。

3-1.店舗情報を充実させる

Googleマップ検索は一見すると文章によるアプローチに見えるかもしれませんが、実は画像などのビジュアルによるアプローチという性質が強くあります。

従って、お客さんは自分がいる位置から近いと同時に、お店がどのような雰囲気で、どのような商品やサービスを提供しているかを画像で判断する傾向があります。

そのため、店内やお店入り口の画像や、商品の画像などはできる限り充実させるようにしましょう。

3-2.キーワードの設定を調整する

例えば「美容室 東京」などの場合はキーワードが広すぎて、ターゲット以外にも広告が表示される場合があります。

この時にもし「広告が表示されたら入札する」などといった設定をしていた場合は、集客効果よりも広告費ばかりがかさむことが考えられます。

そのため、どのキーワードの時にクリック数が上昇するかなどを確認し、キーワードの追加や削除、キーワードが示す範囲を調整するなどといったことを根気強く続けることが、費用対効果を高めるために重要となります。

3-3.広告と検索キーワードの関連性を上げる

ユーザーが検索する時のキーワードと広告に使われているキーワードがマッチしていないと、広告費に見合うクリック数を得ることは難しいといえます。

そこで、広告の見出しや内容をキーワードとマッチさせることや、ユーザーがよく使うキーワードをGoogleアドワーズなどのサービスで洗い出し、広告に使っているキーワードや内容をブラッシュアップすることも必要です。

そうやって広告と検索キーワードの関連性を上げることで、Google広告の露出頻度や場所を良くしていくことが可能になります。

4.まとめ

GoogleマイビジネスとGoogle広告を連携することは、競合よりも多くのお客さんを集めるために有効です。また、Google広告と連携して広告を出したとしても、それで終わりにしてはいけません。

Googleはより品質の高い広告を上位に表示する性質があるため、常にキーワードと広告との関連性やクリック数などを分析し、ブラッシュアップしていっているお店ほど有利になる傾向があります。

これはつまり、広告費の高い低いよりも、常に広告の品質改善に取り組んでいるお店の方が報われやすいともいえます。

そのため、今回ご紹介した広告連携を成功させる3つのコツを参考にしていただき、Google広告をどんどん良くしていく努力をしてください。

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