新型コロナによる自粛生活やテレワークが続き、オンライン化にますます拍車がかかりました。
それに伴い、小さなお店にもオンライン主体でのサービスやオンラインで売ることのできる商品を見かけるようになりました。
しかし、かと言って、それによる売上向上や収益の安定が見込めているかというと、そうではありません。
「オンラインメニューを用意したのに売れない」という悩みを抱える人も決して少なくありません。
その理由は、とても単純なことで、
『オンライン用の商品やサービスを用意しても、オンライン集客がおざなりになっている』
というケースが非常に多いのです。
そこで今回は、私のクライアント877人が実践したネット素人でも実践しやすいオンライン集客術について解説していきます。
ここでお伝えすることを取り入れることで、あなたのお店にはオンラインからの集客の柱が確立されるはずです。
Contents
1.お勧めしないオンライン集客
ネット素人でも取り入れやすいオンライン集客術を開設する前に、多くの人が取り入れてしまいがちな「あまりお勧めしないオンライン集客」について説明します。
1-1.店舗用のオンライン媒体は通用しない
オンライン集客と聞くと、お店の経営をしている人たちはぐるなびやホットペッパーなどのポータルサイトを思い浮かべると思いますが、結論から言うと、あまり効果を期待できません。
こういったポータルサイトは「お客さんをお店に呼び込む」ことを目的としたものですので、コロナ禍によって価値観の変わった現在では、本来の効果は発揮しにくいですし、
そもそもオンラインサービスやオンラインで売ることのできる商品の販売をすることができません。
1-2.ネットショップでは集客が補えない
また、オンライン用の商品を売るためにショッピングカート付きのネットショップを開設する人もいますが、こちらもあまりお勧めはしません。
なぜなら、ネットショップ自体には、商品の販売機能はあっても、そこにお客さんを集めてくる集客機能が備わっていないからです。
それでは、結局オンライン集客の問題が解決されていないので、いくら高性能なネットショップがあっても、売れることはありません。
あくまでオンライン上での集客の柱を作るということを考えなくてはいけません。
2.お勧めのオンライン集客
では、これを踏まえてどのようなオンライン集客をすればいいかを解説していきます。
2-1.オンライン上でフォロワーを集める
効率よく、できるだけ簡単にできるオンライン集客を取り入れる場合、必要不可欠なことは『オンライン上のフォロワーを集める』ということです。
言葉を変えてお伝えすると、
『オンライン上でのあなたの見込み客を集める』
ということです。
実は、集客において見込み客を集めるということは、どんな業種においても、どんな商品やサービスを売る場合でも、最もリターンの高いことで、見込み客がいる場合と見込み客がいない場合では、売上がまったく変わってきます。
例えば、雨の日に客足が少ない場合、見込み客がいると「今日は雨なので、嫌な気分を吹き飛ばすためにビールを半額にします」というオファーが出せますが、見込み客がいないと、なす術もなくなります。
その他にも、新商品のプロモーション、イベントの案内など、見込み客がいると様々なアプローチができます。
では、どのようにオンライン上でフォロワーを集めればいいのでしょうか?
素人でも取り入れやすいものをいくつかご紹介します。
2-1-1.LINE公式アカウントを使う
1つ目の方法としては、LINE公式アカウントを使ってフォロワーを増やす方法です。
具体的には、お店に来てくれたお客さんにお店のLINEをフォローしてもらうように促してフォロワーを増やします。
『LINEのフォロワーの方には毎月〇〇がタダになるクーポンを抽選でプレゼント』
というオファーを付ければ、フォローしてくれる確率は上がりますし、すぐにブロックされる可能性も減ります。
2-1-2.Facebookページを使う
また、お店のFacebookページを用意してフォローしてもらう方法もあります。
こちらもLINEと同様、お店に来てくれた人にフォロワーになってもらう方法もありますが、それ以外に、
- 自分のFacebookの友だちにフォローしてもらう
- 自分のFacebookの友だちに拡散してもらう
などがあります。
また、Facebookページ上で拡散力の高い投稿をすることで、フォロワーたちが投稿をシェアしてくれるようになり、さらに新たなフォロワー獲得の可能性も増えます。
2-1-3.Instagramを使う
Instagramを使ってフォロワーを増やすこともできます。
Instagramは写真や動画メインでの投稿となるので、自分のターゲットとなる人が反応しやすいハッシュタグを付けて、それに関連する写真や動画を投稿するなどの方法があります。
また、フォロワーの人に自分の商品を使っている写真をタグ付けしてアップしてもらうことで、新たなフォロワーを獲得することもできます。
2-1-4.YouTubeを使う
YouTubeもフォロワーを増やしやすい媒体の1つです。
自分の商品に関連のある動画やターゲットとなる層が興味のある動画を投稿することで、チャンネル登録をしてくれる人が増えていきます。
2-2.フォロワーとの関係性を強める
フォロワーを集めた後はどうすればいいかというと、今度はそのフォロワーとの関係性を強める必要があります。
オフラインでもそうですが、まったく知らないお店よりも、馴染みのお店から商品やサービスを買いたいと思う生き物です。
オンライン上でもそれは同じで、フォロワーたちは関係性の強い人から商品やサービスを買いたくなります。
では、どのようにしてフォロワーとの関係性を強めていくのかを解説します。
2-2-1.定期的に情報配信をする
集めたフォロワーとの関係性を強める最も簡単なことは、『定期的に情報配信をする』ことです。
オフラインの世界でも同じですが、接触頻度が多い人ほど仲良くなることが多いように、オンラインでも接触頻度が多いと親近感を持つようになります。
それぞれフォローしてくれている媒体で、定期的に発信することが大事です。
2-2-2.質の高い配信をする
定期的に情報配信をするといっても、毎回どうでもいような内容だとフォロワーは飽きてしまいます。
ですので、できる範囲で構いませんが、フォロワーにとって「役に立った」、「いい話だった」と思うような内容を配信する必要もあります。
そうすることで、フォロワーにとってあなたに対する重要度が上がっていきます。
2-2-3.すべての媒体を連動させることを意識する
それぞれの媒体に対して、1つの媒体だけで配信するのではなく、連動させるように使うことで、フォロワーの満足度はどんどん高まっていきます。
例えば、YouTubeを見た人にLINEのフォローを促したり、LINEでFacebookの発信をするなど、様々な媒体を連動させていくと、フォロワーからすると、濃い内容を配信してくれると感じるようになり、あなたとの関係性が強まります。
2-3.フォロワーに商品やサービスを販売するWEBページを紹介をする
フォロワーとの関係性を強めていきながら、商品やサービスも買ってもらわなければいけません。
そのためには、あなたの商品やサービスを売るためのWEBページを用意して、そこで商品やサービスをセールスする必要があります。
その際のポイントもお伝えします。
2-3-1.WEBページでは商品そのものを推さない
多くの人がやってしまいがちなのが、商品やサービスを紹介するページで、その商品やサービスそのものを売り込んでしまうことです。
しかし、これでは売れ行きはあまり良くはなりません。
なぜなら、私たち人間は何かの商品やサービスを買う時、その商品そのものが欲しいというよりは、『その商品を買うことで得られる結果が欲しい』と思っていることが多いからです。
例えば、ダイエットジムに通う人は、ジムに通うということをしたいわけではなく、その先にあるスリムになりたいという結果を求めています。
ですので、商品やサービスそのものを売り込むことはお勧めしません。
2-3-2.ターゲットたちが欲しがる結果を軸に売る
では、どうすればいいか?というと、『ターゲットが欲しがる結果を軸にして商品やサービスを勧める』ということをするのです。
例えば、自宅で食べられるラーメンセットを売りたい場合は、
『おうちでまったりしながら、お店の味を味わいたい…そんな日を過ごしたくないですか?そんな人のためにご自宅セットを用意しました』
というふうに勧めていきます。
商品を紹介するWEBページの内容も、このような流れにすることで、その商品を買った時の結果をイメージしやすくなるので、購入率が上がります。
2-3-3.お勧めのWEBページ制作サービス
もし、あなたが「WEBページを作りたいけど、自分では作れない」という事であれば、mylogyというWEB制作サービスがお勧めです。
このサービスは、通常のWEBサイト制作サービスでは必ず発生する制作費が0円という破格のサービスです。
また、前述した、『ターゲットが欲しがる結果を軸にして商品やサービスを勧める』流れでページを作ることを得意としているので、きちんとしたオンライン集客の形を作るにはとても適しているサービスです。
初期費用0円&高品質で最新のページを実現
「LP型ブログ付きホームページ mylogy」
2-4.3つを掛け合わせてオンライン集客の導線を作る
- フォロワーを増やす
- フォロワーとの関係性を強める
- フォロワーに商品やサービスを販売するWEBページを紹介する
これらを単体で捉えるのではなく、
『フォロワーを増やす→フォロワーとの関係性を強める→WEBページにて商品やサービスの紹介をする』
このような流れにして捉えることが重要です。
この流れをあなたのビジネスに取り入れることで、あなたはオンライン集客の柱を作ることができるようになります。
お店に来てもらう集客はもちろん、今の世の中に合わせたオンラインサービスや物販も売りやすいオンライン集客の形ができあがります。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
お店をやっている人がオンライン集客というと、どうしてもお店に人を集める媒体や手段を選んでしまいがちですが、これからはそれはあまり通用しなくなってくると思います。
ですので、オンライン上の見込み客を集めることを意識して、色んな媒体でのフォロワー獲得、そして、フォロワーとの関係性を強くしていき、商品を販売するということを意識していくといいでしょう。
ぜひ、今回の記事を反復して読んでいただき、ご自身のビジネスに取り入れてください。