経営者がピンチを乗り切る方法|逆境をチャンスに変える心構え3選

経営者として生きている限り、調子が良い時もあれば、ピンチの時もあるものです。

良い時は何もしなくても、勝手に売上は上がっていきますが、ピンチの時はそういうわけにはいきません。

場合によっては、今まで積み上げたものがすべてなくなり、借金を抱えたまま廃業してしまうことだってあります。

現に、今は新型コロナの蔓延で、多くのお店が大ピンチを迎えているかと思います。

そこで、今回は、

  • 全国約7万人の経営者が購読している集客メルマガを発行していて、
  • 800人を超える経営者のピンチを救ってきた

集客コンサルタントの私が、

『経営者がピンチを乗り切る方法』

について解説していきます。

本題に入る前にお伝えしておきますが、もしあなたがこれからお伝えする内容を理解して行動できるのであれば、大抵のピンチは乗り切ることができるはずです。

しかし、この考え方を知らずに流されるような経営をしているのだとしたら、とても危険です。

そのことを肝に銘じて読み進めてください。

1.9割の人がやってしまうピンチに負けてしまう行動

では、これからピンチを乗り切る方法をお伝えしますが、その前に多くの人がなぜピンチを乗り越えれないのかを説明します。

実は、9割以上の経営者の方々は、ピンチの時にある行動を取ってしまうために、ピンチを乗り越えられずにお店を潰してしまうのです。

そのある行動とは、

『今までのやり方に固執してしまうこと』

なのです。

私たちがピンチを経験する時というのは、大抵の場合は、市場や世の中に何らかの変化が起きていることがほどんどです。

なので、当然それまでと同じやり方は通用しなくなり、変化した後に対応できるようなやり方へとシフトしていく必要があります。

しかし、ほとんどの人は、

  • 今までと同じ商品やサービスを
  • 今までと同じ売り方で販売する

ことを変えようとせずに、「どうしよう」、「このままじゃマズい」と焦ってしまうのです。

当然ですが、そういうことをしている限りは、ピンチに飲み込まれてしまい、廃業を余儀なくされてしまいます。

では、どうすればピンチを乗り越えられる経営者になることができるのか?

ここからは、その具体的な説明をしています。

2.経営者がピンチを乗り切るための心構え


では、どうすればピンチを乗り切ることができるようになるのか?そのための心構えを3つご紹介します。

2-1.今までのやり方が通用しないことを受け入れる

まず、1つ目が

『変化を受け入れて、今までのやり方がもう通用しないことを知る』

ということです。

前述しましたが、ピンチの時は、市場や世の中に何らかの変化が起きていると言いました。

ということは、今まで通用していたやり方では、上手くいかなくなっている可能性が非常に高いのです。

今回のコロナを例に挙げると分かりやすいですが、ウイルスの蔓延によって、私たちは感染拡大を防ぐために、

  • 外出を自粛して
  • 極力人との接触を避ける

ということが当たり前になっています。

つまり、今までのように『お店に来てもらって、商品やサービスを買ってもらう』ということが通用しなくなっているのです。

このように、ピンチの時には今までのやり方が通用しなくなることが多いので、まずはその事実を受け止めて、いつまでも今までのやり方にしがみつかないようにする必要があるのです。

2-2.お客さんの需要の変化を知る

次に、

『お客さんの需要がどのように変わったかを知る』

ことも重要です。

変化によって今までのやり方が通用しなくなるということは、お客さんの需要も変化しているということです。

なので、お客さんの需要がどのように変化したのかを知り、それにマッチした提供をしていく必要があります。

商品やサービスそのものを変える必要があるかもしれませんし、売り方を変える必要があるかもしれません。

とにかく今現在のお客さんの需要に合わせる必要があります。

2-3.ピンチはチャンスであることを理解する

最後に、

『ピンチはチャンスである』

という心構えを持つことが大事です。

前述したように、多くの人はピンチに直面しても、今までのやり方に固執してしまいます。

そのため、世の中が変化しているのに、自分は何も変わらないという人がとても多いです。

そんな中、上記に挙げた

  • 今までのやり方が通用しないことを受け入れて、
  • 今現在のお客さんの需要に合わせて提供するものを変える

ことを実行したらどうなるでしょうか?

お客さんがあなたのところだけに集まってくるのは容易に想像できると思います。

つまり、あなたのお店が一人勝ち状態になると言っても過言ではないのです。

ピンチは何もしなければ、悪い結果になってしまいますが、きちんと受け入れて対応をしていけば、成長の大チャンスになります。

ですので、変化を恐れずきちんとピンチに向き合っていってほしいと思います。

3.まとめ

『ピンチはチャンス』

という言葉は色々なところで言われていますが、それがどういうことなのかが今回の記事で理解できたかと思います。

今、コロナによって多くのお店がピンチに直面していますが、ここでお伝えしたことをしっかり実践している人は、きちんとピンチを乗り切ることができています。

中には、売上を上げている人もいるくらいです。

ですので、もし、あなたが今、ピンチの最中にいるのだとしたら、ぜひ今回お伝えしたことを取り入れて、行動に移してみてください。

きっと、八方塞がりな状態に光が見えてくると思います。

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