BtoB集客の極意|1枚のチラシで10人以上を集客した飲食店の成功事例

あなたはBtoBの集客、いわゆる個人のお客さんではなく、会社やお店に対して集客活動をしたことはありますか?

実際にやってみた方は分かると思いますが、会社やお店への集客が成功すると一気に多くのお客さんの獲得を見込めることができます。

しかし、その反面、BtoB集客はとても難しく、上手くいく可能性は個人向けの集客に比べてかなり低いです。

「チラシやDMを送ってもダメだった」、「FAXDMをたくさん送ってもダメだった」という人も少なくないと思います。

そこで、今回は私のクライアントが行った『たった1枚のチラシで10人以上を獲得した方法』について解説したいと思います。

この方法を、自分のお店に応用して取り入れることで、あなたのお店もBtoB集客で成功する確率が上がるはずです。

1.よくあるBtoB集客の失敗例

この記事では、1枚のチラシでBtoB集客を成功させた方法をお伝えしますが、その前に、まずは多くの人がやってしまいがちな『BtoB集客の典型的な失敗例』をいくつかお伝えします。

もし、あなたがBtoB集客をやっても上手くいかない場合は、下記でお伝えすることをやってしまっていないかチェックしてください。

1-1.【失敗例①】チラシをポスティングしてしまう

最も多いBtoB集客の失敗例は、『会社やお店のポストにチラシをポスティングする』ことです。

一般の家庭でもそうですが、郵便ポストの中にポスティングされているチラシは残念ながらほとんど読まれることはありません。

そして、それは会社やお店の場合はもっと顕著に出ます。

彼らは日々忙しく仕事をしているので、郵便ポストの中に仕事とは関係のないものが入っていたら、即座にそれをゴミ認定します。

つまり、読まれることなくゴミ箱に捨てられてしまうのです。

BtoB集客においてチラシのポスティングほど、集客の可能性が低いものはありません。

1-2.【失敗例②】大量にFAXDMを送る

次に、やってしまいがちな失敗例は、『大量にFAXDMを送る』という方法です。

FAXDMはBtoB集客の定番と言われていますが、実はあまり集客精度は良くありません。

なぜなら、チラシのポスティング同様、仕事の妨げになってしまう可能性が高いからです。

忙しく仕事をしている人たちに対して、FAXが鳴り始めたかと思えば、急にどこかのお店のアピールが書かれたFAXが送られてくるのです。

集客どころか、不快な思いをさせてしまう可能性のほうが高いのです。

中には、FAXDMによって来てくれる人もいますし、FAXDMでの宣伝方法を教えている人たちもいますが、そのほとんどは「〇〇会のシーズンを狙え」というような用途が限定的なものばかりです。

その方法を取ったところで、マイナスイメージが付く可能性が減るわけではありません。

FAXDMによるBtoB集客はそれなりのリスクがあるのです。

1-3.多くの人が間違えたやり方でBtoB集客をしている

典型的な失敗例をお伝えしましたが、同じことをしていた人や、やろうとしていた人はけっこういらっしゃるのではないでしょうか。

実は、冒頭で紹介した私のクライアントも、最初はこれらのやり方でBtoB集客をしていましたが、上手くいっていなかったのです。

しかし、これからお伝えする方法を取り入れたところ、一度の宣伝で10人以上の集客に成功したのです。

あなたのお店も、このやり方を取り入れることで同じようにBtoB集客の精度がますかもしれません。

2.1枚のチラシで10人以上を集客したBtoB集客の極意

ここからは、タイトルの通り、BtoB集客の極意をお伝えしていきます。

最初に答えを言ってしまいますと、このやり方は、

  1. チラシの書き方
  2. チラシの渡し方

が重要なポイントになります。

では、1つずつ解説していきましょう。

2-1.BtoB集客で成功するチラシの書き方とは?

BtoB集客で成功するチラシの書き方ですが、基本的には一般的なチラシの作り方とは変わりはありません。

ただし、下記の2つのポイントに気を付けてください。

2-1-1.ターゲットが望むオファーを打ち出す

普通のチラシと違うポイントは、あなたが狙おうとしているターゲット(会社やお店)が望んでいそうなオファーを打ち出すということです。

私のクライアントは居酒屋をやっていたのですが、自分の周りにある3つのオフィスビルのすべてのフロアに対して営業をかけようとしていました。

そして、それらのすべての会社やお店に対してリサーチをしたところ、見た目が20第後半から30第前半に見える女性が圧倒的に多いことがわかりました。

そこで、このお店は、「ヘルシーさがあるけど満足感を得たい」という彼女たちが望んでいそうなメニューを作り、それをチラシの中にオファーとして打ち出しました。

これによって、ターゲットが望むオファーを宣伝するチラシが出来上がるのです。

2-1-2.期限付きのお得なクーポンを付ける

2つ目のポイントは、『期限付きのお得なクーポンを付ける』ということです。

どんなに魅力的なオファーがあっても、「今度行ってみよう」と言って忘れてしまうのが人間です。

そこで、なるべく早く来てくれるようにするために期限付きのクーポンを付けるのです。

そうすることで、チラシを受け取った人はクーポンに書かれているお得な特典欲しさに来てくれるようになります。

ちなみに、クーポンの期限は『チラシを渡してから7~10日以内』になるように設定するのがベストです。

2-1-3.2つの要素を盛り込んだチラシを用意する

  • ターゲットが望むオファーを打ち出す
  • 期限付きのお得なクーポンを付ける

これら2つの要素が盛り込まれたチラシを作ってください。

2-2.BtoB集客で成功するチラシの渡し方とは?

では、出来上がったチラシはどのようにして渡すのか?

ポスティングをするのか?それとも、郵送で送るのか?

実は、『チラシを持って直接出向く』のが正解なのです。

詳しく説明していきましょう。

2-2-1.かなり効果がある10秒アピール

『チラシを持って直接出向く』

つまり、あなたやスタッフの方が、直接会社やお店に向って、挨拶をしに行くのです。

そして、その挨拶がてら、チラシを渡して『10秒程度のお店のアピール』をしていくのです。

これをすることによって、他のポスティングをしているお店やFAXDMを送っているところとは明らかに印象が違い、さらに覚えられやすくなるのです。

ちなみに、私のクライアントは下記のような挨拶をしていました。

「突然失礼いたします。〇〇(場所)にある〇〇(店名)ですが、今度〇〇というメニューを始 めたので、ご紹介させていただいています。女性のお客さまにとても人気なので、ぜひご利用ください」

というふうに、10秒程度の挨拶とアピールをしてチラシを渡すのです。

これをすることで、相手からすると自分たち向けの商品やサービスがあるのかと思い、さらに印象が強くなります。

2-2-2.清潔感のあるユニフォームで出向く

また、もう1つのポイントとしては、『清潔感のあるキレイなユニフォーム』を着て行くことです。

私たち人間は、他人に対して第一印象はとても重要なものになります。

ですので、できるだけ清潔感がある未使用のユニフォームで行くとさらに印象が良くなります。

逆に、汚れがたくさんついた汚い格好で行ってしまうと、チラシの内容やアピールの内容が完璧だとしても、敬遠されてしまうこともあります。

3.今のトレンドや需要に合わせた形にしておくとさらに良い

BtoB集客で成功するチラシの宣伝の仕方としては、これで以上ですが、

『今のトレンドや需要に合わせた形』

を組み込んでおくことで、さらに売上を上げることができます。

例えば、現在(2020年7月)では、

  • テイクアウトに対応しておく
  • ケータリングやデリバリーに対応しておく

というふうに、今の重要やトレンドに合わせた形や提供方法を組み込むことで、需要の数も増えていきます。

4.まとめ

今回の記事はいかがでしたか?

BtoB集客では、実は定番と言われているチラシやFAXDMでは、集客効果はあまり見込めません。

しかし、このように工夫をすることでチラシ1枚でも大量集客をすることが可能になるのです。

ぜひ、この内容をあなたのお店にも応用させて、取り入れて行ってほしいと思います。

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