アプリやメルマガなどの“集客ツール”を利用して集客をしたいとお考えになってはいるものの、集客ツールの種類が多くて何を使えばいいのか分からず、お困りではありませんか?
集客ツールはそれぞれに特徴があり、それを把握してうまく組み合わせることができれば、強力な集客効果を発揮することができます。
この記事ではあなたが望む集客効果が得られるように、
- ランディングページ
- メルマガ
- LINE@
- アプリ
- Facebookページ
など、代表的なWEB集客ツールの特性、そしてこれらを使いこなして集客効果を最大化させる方法を伝授します。
Contents
1.集客ツールの種類と特徴
集客ツールにはそれぞれ効果がありますが、集客ツールごとの特徴を知っておかないと効果が十分に発揮されません。
そこでまずは、それぞれの集客ツールがどのようなものなのか知っていきましょう。
1-1.ランディングページ
ランディングページは1ページだけで構成されたWEBページのことで、訪問してきた人に対して商品の注文やお問合せ、来店予約や会員申込など、なんらかのアクションを誘導することに特化しています。
WEB上の販促物としての役割を果たすため、成約率が高い強力なツールです。
集客ツールには情報を発信するプッシュ型と、見てもらうことが前提の受動的なプル型があり、ランディングページはプル型に属しています。
そのため、より多くの人に見てもらえるように、プッシュ型の集客ツールと連携するとより有効です。
1-2.メルマガ
メルマガは昔から使われている情報発信型の集客ツール、つまりプッシュ型の集客ツールであるため、見込み客や既存客にメールという形で直にアプローチできることから、来店や購入の成果が上がりやすく、ファン化につなげることもできます。
ただし、アドレスの間違いや変更などで届かなくなるリスクと、お客さんを不快にさせない配信内容にするように注意する必要があります。
また、プッシュ型集客ツールのデメリットとして、お客さんと近いために、送信頻度が高いと迷惑と思われやすいため、週に何回も送ることは避けた方が無難です。
1-3.LINE@
LINE@の役割はメルマガとほぼ同じですが、メルマガとの最大の違いは、登録してもらえば到達率100%というところです。
注意すべきこともメルマガと同様で、お客さんとの距離が非常に近いので、配信しすぎるとうるさがられてブロックされやすいので、投稿頻度に気を配る必要があります。
また、内容も親近感を持ってもらうことは大切ですが、相手を不快にさせないように気を配ることも重要です。
なお、LINE@のデメリットは従量課金制である点。フォロワーが増えるほど費用がかかるため費用対効果を頭に入れておく必要があるでしょう。
1-4.アプリ
アプリはお店側から見込み客や既存客に新着やイベントなどの情報を発信したり、セールスを行うのに最適の集客ツールで、ニュースレターやDMの役割を担っています。
アプリは導入費用が膨大で、情報発信や予約などといった簡易的な機能しか持たないものでも30万円前後、多彩な機能を搭載するとなると数百万円の導入費用がかかるケースも多いです。
このため、初めのうちは他の集客ツールを優先的に利用し、ある程度安定した集客が見込めるようになったらアプリの利用を検討するという方法もあります。
1-5.Facebookページ
Facebookページとは、企業やお店などがお客さんとの交流や情報発信を目的に運営するページのことです。
「いいね」やシェアといったリアクションをとってもらうことで情報が拡散され、お店情報や口コミが広がるメリットがあります。
また、お店情報の他にクーポンなどの特典も付けることができるため、そこから新規のお客さんを集客することができます。
Facebookページは複数の人が管理人として運用できることから、お店や会社のメンバーで協力して運用することや、外注先に依頼して管理運用を任せることも可能です。
1-6.得意分野を補い合うことが重要
集客ツールにはそれぞれ得意分野があり、短所と長所があります。
それらを補い合うようにうまく利用することで、強力な集客効果が期待できるようになります。
2.集客ツールの具体的運用方法
先ほど述べた複数の集客ツールを駆使し、強力な集客力を得るための集客の流れを解説します。
2-1.集客の入口を作る
集客の入口として、新規のお客さんに向けてアプリやFacebookで情報発信を行います。その際に、ランディングページのURLを記載するとより有効だと考えられます。
ランディングページはそれだけで高い集客効果がありますが、アプリやFacebookと合わせることでアクセス数の増加が期待できます。
Facebookでのファンが増えれば、そのファンが拡散してくれることでより効果的な集客が見込めるようになるでしょう。
2-2.来店後のアフターフォローをする
メルマガやLINE@などで来店後のお知らせや、頃合いを見計らってアフターケアなどのサービスやお役立ち情報を提供するなどして、お客さんとの接触機会を保ちましょう。
メルマガは100%届くわけではないもののファン化しやすく、LINEは100%届くもののブロックもされやすいという特徴があるため、これらの特徴を補い合うために両方利用することが理想です。
また、どちらも配信頻度が高すぎると解除やブロックをされてしまう確率が高まるので、配信は週2回までとするなど、ほどほどにしましょう。
2-3.次の集客の鍵は「来店中の接客」
どんなに集客の入口やアフターフォローを整えても、実際に来店したお客さんが「いいお店だったから知り合いにも紹介しよう」、「また来店したい」などと思わなければ、次の集客に繋げることは困難です。
従って、接客はお客さんが期待している以上の満足を与えられるように心掛けましょう。
3.集客効果をさらにアップする3つのポイント
集客ツールは使えばそれでゴールではなく、使い始めてからが集客の本当のスタートです。
集客の結果を検証し、それを基に集客ツールの使い方をブラシュアップすることで、あなたの店舗に最も適した形で効果的な集客を行えるようになります。
次に、このことを可能にする3つのポイントを解説します。
3-1.効果測定を行う
メルマガやランディングページ、LINE@など、利用しているそれぞれの集客ツールに対して、どのような配信をしてどれだけの効果があったか検証しましょう。
効果測定をしっかりと行うことで費用対効果を分析することは、集客の基本です。
3-2.内容をブラッシュアップする
検証内容を基になぜこのような結果になったか仮説を立て、その仮説を基に集客プランを練り、実行に移すというテストを繰り返しましょう。
このようなPDCAサイクルをまわすことで集客の内容がどんどんブラッシュアップされていき、集客効果が高まっていきます。
PDCAサイクルを回すことは競合との差別化にもつながり、あなたの店舗に最適な集客を行うことが可能になります。
3-3.継続して使い続ける
すぐに集客効果が出ないからといって、集客ツールの利用をやめてしまうことはNGです。
先ほども述べた通り、集客ツールは使い始めてからが本当のスタートであり、効果的な主客効果を得るためにはPDCAサイクルをまわすことが何よりも重要です。
何らかの要因で一気に集客ができたとしても、一時的な人気はすぐに鎮火するものです。
地道にファンを増やしていくことがお店としても最良の道のはずなので、継続して集客ツールを利用しながら、使い方や内容の改善を心掛けてください。
「継続は力なり」はまさにその通りで、集客は最後まで諦めなかった者が勝ちます。
4.まとめ
集客ツールは1つ使えば十分というものではなく、複数の集客ツールをうまく組み合わせて利用することで初めて効果を発揮します。
その組み合わせ方も、集客ツール同士の長所や短所を補い合っているかどうかが大きく影響します。
今回の記事を参考にして複数の集客ツールを駆使することに加え、さらに集客効果を高めていく方法を実践し、あなたのお店の知名度や売り上げのさらなる向上につなげてください。
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