指導歴12年の店舗コンサルが教える!コロナ禍でも売れる商品の作り方とは?

新型コロナウイルスの感染拡大により、私たち店舗ビジネスの経営者は大きなダメージを受けました。

全国的な外出自粛により、今まで当たり前のように売れていた商品やサービスは売れなくなってしまいました。

なんとか政府の支援を受けながら騙し騙しやってはいけるけど、依然として厳しい状況は続いています。

そこで、今回の記事では、

『コロナ禍でも売れるヒット商品の作り方』

について解説していきたいと思います。

もし、今あなたが

  • 店を開けていても全然お客さんが入らない
  • 予約もめっきり減ってしまった
  • 今まで売れていたのものが売れなくなった

ということで悩んでいるのでしたら、ぜひこの記事を参考にして見てみてください。

今の状況から抜け出せるヒントになるかもしれません。

1.いつの時代でも求められる売れる商品の3つの条件

コロナ禍でも売れるヒット商品の説明をする前に、まずはいつの時代でも売れるヒット商品の3つの条件について説明をします。

本題はあくまでコロナ禍でも売れる商品の作り方ですが、これから説明をする3つの条件が土台になります。

ですので、これらの条件を押さえておかないと、コロナ対策をしても効果はほぼありません。

1-1.【条件①】見込み客が抱えている問題を解決するもの

1つ目は、

『あなたがターゲットとしている見込み客が抱えている問題を解決するもの』

という条件です。

例えば、あなたが老化を気にしている女性をターゲットにして、エステをやっているのだとしたら、どこでも見るような施術メニューを売っていても売れません。

なぜなら、見込み客たちはありきたりな施術を求めているのではなく、『自分の見た目を若返らせてくれるもの』を探しているからです。

そうなると、普通のメニューではなく、シワやたるみ、肌の劣化などに徹底的にアプローチをする施術メニューを売る必要があります。

このように、自分がターゲットにしている層が抱えている問題を解決するためものだとヒットする確率が一気に上がります。

1-2.【条件②】競合の商品のフラストレーションを埋めるもの

2つ目は、

『競合商品のフラストレーションを埋めるもの』

という条件です。

ターゲットが抱えている問題を解決するものを売っていたとしても、それだけでは不十分です。

なぜなら、世の中には数多くの売り手が存在していて、あなた以外にもあなたが狙う層を狙っている業者がたくさんいるからです。

そして、彼らは、あなたと同じようにターゲット層が抱えている問題を解決する商品やサービスを売っているのです。

では、そんな中で自分の商品をヒットさせるにはどうすればいいのか?

結論から言いますが、

『競合の商品の欠点を埋める要素を自分の商品の中に組み込む』

のです。

分かりやすく言うと、あなたのターゲットが競合の商品やサービスを使って、

「ああ、ここがもっとこうだったらいいのに…」

「もっとこういうふうにしてくれたらなあ…」

と思うことをきちんとリストアップして、それを埋めるように自分の商品に反映させるのです。

そうすることで、競合の商品よりも1つ頭が出たものを作ることができます。

ですので、見込み客が競合の商品を使った感想には常にアンテナを建てておくようにしてください。

1-3.【条件③】一瞬で効果がイメージできるようにする

3つ目の条件は、

『自分の商品の効果を一瞬でイメージできるようにする』

ということです。

多くの人が盲点になっているのですが、どんなに良い商品やサービスを作っても、お客さんからしてみれば、それを使ってみて初めて効果を知ることができるのです。

言い換えれば、お金を払って使ってみないことには、それが本当に良いものかどうかが分からないのです。

ですので、少しでもあなたの商品の良さが買う前でも伝わるような工夫をしなければいけません。

具体的には、

  • 商品名
  • パッケージ
  • 商品説明

などで、効果をイメージしやすいようにしたり、または

  • すでに使った人の感想
  • その分野の権威からの推薦

などがあると、お客さんにとっては「これはすごく良いものなんだ」と理解できるようになります。

また、それ以外にも、実験データなどを出して「なぜ、この商品はあなたの問題を解決できるか?」ということを説明するのもいいと思います。

2.売れる商品をコロナ禍でもヒットさせる方法

以上の3つの条件は、どんな商売にも共通する売れる条件です。

しかし、これらの条件を埋める商品やサービスでも、コロナ禍ではなかなか売れづらいのが現実です。

では、どうすれば売れるようになるのか?

答えは簡単です。

『今の世の中の需要に合わせた形で売る』

のです。

例えば、前述した老けを気にしている人向けの施術メニューの場合は、今までと同じようにお店に来てもらって施術をするやり方だと、お客さんは感染リスクなどを気にして、どうしても買いづらくなってしまいます。

しかし、今の世の中の需要に合わせて、

  • 自宅で出来るアンチエイジングのオンラインレッスン
  • プロが教えるマイナス10歳肌を作るテクニックのオンライン情報コンテンツ

などに形を変えることで、お客さんは買いやすくなるのです。

ここで1つ注意点があります。

例としてオンライン化することを出しましたが、なんでもかんでもオンラインにすればいいというわけではありません。

そうではなく、考え方としては、

  • コロナ禍で見込み客はどんなフラストレーションを感じているか
  • 本当はどういうことを自分たちに求めているのか
  • どうすればそれらを感染リスクを軽減させて提供できるか

というふうに考えてみてください。

場合によったり、業種によっては、オンラインではない解決策もあります。

とにかく、自分がターゲットにしている人たちの声を聞いたうえで、今の世の中の需要に合わせた形で売ることが大事です。

3.まとめ

新型コロナが蔓延してから早1年が経過していますが、振り返ってみると世の中はすでに大きな変化を遂げています。

今までの時代の移り変わりもそうですが、変化が起きた時はそれに対応できた人だけが生き残ることができています。

ですので、今までの状態を継続しようとするのではなく、今の変化を受け入れて、自分自身の在り方も変えていく必要があります。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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