コンサルで売利上げを大幅にアップできる経営者の特徴と成功するネット集客方法

集客コンサルタントの正岡真です。個人経営など小さなお店を中心にネットを利用した店舗集客のお手伝いをさせていただいております。

この記事では、今までで一番成功したコンサル事例と失敗したコンサル事例をもとに、コンサルで結果が出やすいお店や経営者の方の特徴、ネット集客に苦手意識を持つ方も問題なく集客できることなどを中心に解説しています。

これまでにコンサルを利用して店舗集客をしても効果が得られなかった方や、コンサルの利用になかなか踏み切れないという方は多くいらっしゃると思います。

ぜひこの記事を通して、どうすればコンサルを利用した店舗集客が成功するのか知っていただきたいと思います。

1.私が集客コンサルタントになるまでの経緯

私は集客コンサルを始める前は会社員として勤めたことがなく、25歳までバンドマンをしていました。

その後は生活のために音楽をやりながら就活をするも70連敗してしまい、会社員になること自体が難しいと痛感しました。

しかし、生活をするためには働かなければいけません。

そこで、とにかくビジネスを始めることを決断し、女性の悩みに特化したカウンセリングビジネスをカウンセラーの方と組んで起業したこともありましたが、これも失敗してしまいました。

そこで私はマーケティングの重要性に気付き、きちんと勉強することを決意しました。

マーケティングの勉強をしっかり行ってから同じビジネスに再チャレンジしてみると、見違えるように結果が出て毎月売り上げを更新し、1年後には売上は1億円に到達しました。

そこで、ダイエットやサプリメント関連のビジネスも行ってみたところ、これらも結果が出て2年目には売り上げは3億円にものぼりました。

この頃私は、ビジネスを成功させる自信を持ち過ぎており、不動産投資にも手を出したのですが不動産投資の勉強を全くしておらず、人任せにして失敗してしまい、1億円の借金を抱えることになってしまいました。

この失敗によって心が折れ、その瞬間に今まで学んだことや志を忘れてしまい、どんどん会社が傾いていった末に全財産は8万円にまでになっていました。

そこで私はやっと、なんとかしなければならないと目を覚ましたのです。

この状況を打開するために必死で考えて辿り着いたのが、自分が持っているマーケティングの知識を売ることです。

実は、私が集客コンサルタントなったのはコンサルを始めようという高尚な考えではなく、それがその時にできる唯一のことだったからです。

集客コンサルをしようと決めてからリサーチして分かったのは、お店を構える方は大きな初期投資などにより金銭的なリスクが高いのに、極端にマーケティングに疎いことです。

せっかく面白いことをやっているからこそ多くの人にお店に来てもらう必要があるのに、「いい商品さえあれば、みんなが欲しがって来店する」と思って集客努力をしない方が非常に多くいらっしゃいます。

しかし、現実はそう甘くありません。

このことに加えて、当時は個人のネット起業向けや中小企業向けのコンサルは多くありましたが、比較的小規模な店舗のためのコンサルはほとんどありませんでした。

そこで私は、お店専門の集客コンサルをすることに決めました。

ただ、今までの経験からこうすればこうなるという理論はあったものの、店舗を持った経験がなかったため、まずは知り合いの店舗で手探りのコンサルを始めることにしました。

とにかく多くの競合店に足を運び、お客さん目線になってどの商品の何が良くて、何が足りないと感じたのかを徹底的に考えました。

私が起業して学んだ知識や経験をベースにした店舗マーケティングを何回もテストした結果、店舗集客に成功しました。

この経緯を経て私は本格的に、お店専門の集客コンサルタントとしてキャリアをスタートしました。

2.お店専門の集客コンサルタントを始めたきっかけ

お店を開くのはその方にとって大きな決断であり、人生の大勝負です。

そのため、お店の商品や自分のこだわりだけに夢中になりたいという気持ちが強いのですが、集客がうまくいかずに理想と現実がかけ離れてしまうケースは多々あります。

そのせいで、せっかく夢をもって始めたお店を嫌いになってしまうことや、やめたいと思うようになってしまうなど、最初に持っていた情熱を保ちにくい方が大勢いらっしゃいました。

私はこういった方々を多く知るうちに、好きなものに夢中になる喜びを持ち続けて欲しいという思いが大きくなっていきました。

3.今までで一番成功したコンサル事例

今までで一番成功したコンサル事例は、とにかく労力もお金も小さくすることを意識して、知り合いのフィットネスクラブの空きスペースの一部を借りて、家賃は売り上げの10%から出すようにした案件です。

こうすればお店の高いランニングコストを抑えて、残りのお金を集客に回せるようになります。

そのうえで、その地域の競合が満たせていないお客様の需要を徹底的にリサーチしました。

そこで見えてきたのは「フィットネスクラブは運動がキツイから、寝転がって痩せられたら楽で良い」というニーズで、さっそくこのコンセプトで事業をスタートしました。

このコンセプトが見事にお客さんのニーズにヒットし、事業は成功を収めました。さらに、既存客に高額な上位サービスも提供しましたが、それも順調に売り上げを伸ばすことに成功しました。

このコンサルがうまくいった秘訣は、お店のランニングコストを小さくすることと、最初にしっかりお客さんのニーズを掴んでおくことでした。

また、このお店の経営者の方の心構えも集客の成功に大きな影響を与えました。

コンサルがうまくいく人のほとんどは、「やるのは自分だ」と思っています。

成功するもしないも自分次第であることを理解しており、チャレンジすることで成長していくことに前向きな傾向があります。

さらに、最初に大きくお金を払い、その大きなお金をなんとしても回収しようと頑張る傾向も強くあります。

4.うまくいかなかったコンサル事例 

うまくいかなかったコンサル事例には、知り合いの紹介でコンサルを行ったものの、どんなにアドバイスしてもお店側が何一つ行動してくれなかった案件があります。

なぜ何もしなかったのかというと、その方は「やるのは自分」というマインドを持てていなかったからです。

集客が上手くいかない時に足りない知識を学ぼうとせず、どうすれば良いのかを自分では全く考えず、ただ知り合いがコンサルを紹介するといったから依頼しただけでした。

しかも、成果報酬のため余計に頑張らない結果となってしまいました。結局その方は、コンサルは手取り足取りで成功させてくれるものだと考えており、やるのは自分だと思っていなかったのです。

もう1つのうまくいかなかった事例は、船橋のとある居酒屋さんです。

そのお店の方は良い物を出せばお客さんは来るという考えをお持ちで、小さいお店だからこそお客さんを楽しませれば来てくれるとも考えていました。

そのため、常連さんは来てくれても新規がなかなか来てくれない状態でした。

そこで、新規を集めるための戦略として簡単なホームページを作り、リスティング広告を出しました。

実は、私が行ったのはこれだけなのですが、それでも十分成果が得らえる状態でした。

なぜならば、リスティング広告を成功させるにはキーワードの選定が重要になりますが、船橋エリアの小さいお店で扱うキーワードは「船橋 居酒屋」や「船橋 居酒屋 和食」程度のものを5、6個設定すれば十分でなのです。

しかもこれらのキーワードで広告を出しているお店は他になく、まさに独り勝ち状態でした。

さらに、ワンクリック5円以内という安さでリスティング広告を出せるというメリットまでありました。

これによって、今まで新規は知人の紹介やフラッと立ち寄るなど、月に1人来るか来ないかという程度でしたが、毎日2、3組ほど来店するようになり、新規だけで埋まることもありました。

しかし、これだけの好条件がそろっているにも関わらず、結局はうまくいきませんでした。

成功する条件が揃い、施策がうまくいっていても、結局はオーナーのマインドセットが前向きでないとうまくいかない世界なのです。

5.うまくいかなかったコンサルの原因とは?今なら同じケースでも成功します

コンサルがうまくいかなかった事例で共通しているのは、お店側が行動することを面倒臭がって全てやってもらおうとする傾向が強く、ご自身では何もしなかったことです。

また別の建築系の案件では、私自身が業界の仕組みをよく知らなかったため、その時点で持っている知識が通用しなくてうまくいきませんでした。

具体的には、担当したリペアビジネスの会社は下請けで仕事の数が限られていたため、自分のお客さんを持つことを希望していました。

しかし、建築業界は大手が広告に非常に高い金額を出しているため、そこに下請けが入り込むのは非常に困難であり、集客だけを集中的に行っていたその時は、強力な競合に勝てませんでした。

しかし、今ならそのお店ならではの強みをリサーチし、独自のコンセプトを考えてから集客を行うので、同じケースでも成功できる自信があります。

6.コンサルで売上が大幅にアップしやすい業界とは?

どの業種であっても、コンサルで売り上げが大幅アップする可能性はあります。

その中でも著しく伸びそうなのは、ローカルな場所にあるお店など昔ながらの考えが根強く残っているところで、改善していく余地が多くある分だけ伸びしろがあると考えられます。

特に飲食店は、うまくいかなかった事例で先ほどご紹介した居酒屋さんの時のようなやり方で、十分新規顧客を獲得することができます。

飲食店を経営している方はネット集客といえばSEO対策だというイメージがかなり強く、それさえしておけば良いと考えている方も珍しくありません。

それにも関わらず、SEO対策ではお店の名前をキーワードに設定してしまうため、ピンポイントで店名を検索されない限り、新規客に見つけてもらえない状態にあるケースが非常に多くあります。

このため、ローカルな場所にある飲食店などはお客さんが検索しそうなキーワードを洗い出し、そのキーワードを設定したクリック広告だけで十分集客が可能になります。

また、お客さんの要求より売り手の方が強い売り手市場の業界も、ニーズを掴めば入り込みやすい特徴があります。

例えば、農業や水産業、先ほど挙げたローカル飲食店などが挙げられます。農業や水産業などは以前に比べて変わってきていますが、まだまだ大きな伸びしろがあります。

例えば飲食店の場合は、ノマドワーカーの増加やスマホの普及に合わせて、充電やWi-Fiが必要な方を新規として取り込む方法などが考えられます。

7.小規模店舗やスモールビジネスにおける5年後の集客方法

 5年後の集客方法はどうなっているか?それを明確にはいえませんが、今までとこれからの世の中の動きを考えれば見えてくるかもしれません。

私個人の意見として、今までの集客の歴史を知るのはマーケティングにおいて重要だと思います。

チラシからネット、そしてSNSやYouTubeのように集客の変化の歴史を知っておけば、今後の集客方法の変化にもついていけると考えています。

もう一つ覚えておきたいのは、集客方法は変わっても集客内容は普遍的であることです。「痩せたい」や「お金が欲しい」など、いつの時代でも人の欲求はほぼ同じであり、それに対する集客内容も変わっていません。

8.集客コンサルで売上が上がる店舗経営者の共通点

集客コンサルで売上が上がる店舗経営者の共通点として、固定概念があまりないために新しいものに対する抵抗感が薄いことが挙げられます。また、行動が早い傾向もあります。

こういった方々の大半は時間の大切さを知っており、結果を出すためには行動も必要であることを知っています。

そして、お店を成功させるためには自己満足のこだわりや商品が良いだけでは不十分で、お客さんがあってこそのマーケティングが必要不可欠であることを理解しています。

さらにいえば、集客コンサルで売上が上がる方は集客や自分のこだわりに集中できる環境を作るのがうまく、これらに費やす時間を作れる方が多くいらっしゃいます。

資金については、ある程度持っていることに越したことはありませんが、絶対ではありません。むしろ、自分でお金を持っている人よりも出資してもらえる人の方が、成功するチャンスがあるかもしれません。

なぜならば、出資してもらえるのはそれだけ期待できると思ってもらえているからであり、ある意味では出資者へのマーケティングに成功しているとも言えるからです。

9.店舗の立地と集客の関係

次に、店舗の立地と集客の関係についても論じてみましょう。

9-1.立地による集客方法の変化

立地が違えば戦略は多少変わりますが、誰が見ても絶望的なほど立地が悪くなければさほど変化はありません。

むしろ、立地の良さで売上をあげているお店は要注意です。そういったお店はウリがなければ飽きられてしまうでしょうし、近くに強いお店ができればお客さんを取られてしまいます。

9-2.立地が悪い場合のやり方

人口が少ないといったことや駅前から遠い場合は、そのお店にしかない独自のウリが必要になります。

例えば治療院であれば「難病専門」であることや、どうしても肩の痛みがとれない人の駆け込み寺的な存在になるなどが考えられます。

他にはない独自のウリができれば、周りにそのニーズを満たすお店がないのでやっていきやすく、他県からお客さんが来てくれる可能性もあります。

それでもだめなら、お店を持つことにこだわらないのも有効です。出張販売や通販、自分の持つスキルを教える講座を開くもの良いでしょう。

また、経営者の方の中にはお店を出したいという希望がある方も多いので、最初はお店を持たない状態からビジネスを始めて、うまくいったら店舗出す方法も考えられます。

10.ネットを活用した店舗集客が苦手な方に伝えたいこと

ネットを活用した店舗集客は、ITスキルやパソコンスキルがゼロでも十分できます。私自身もパソコンスキルは文字を書く程度でしかありませんが、問題なく集客に成功しています。

ネットを活用した店舗集客で重要なのは、ITスキルやパソコンスキルよりもマーケティングのスキルであり、それさえあればうまくいきます。

ネット集客は専門用語がたくさんあるため難しいと感じてしまうのは自然なことですが、現実世界に置き換えて考えてみると分かりやすくなります。

例えば、ネット集客でよく使うランディングページ(LP)は、現実世界のチラシと変わりありません。

ですので、販促物を書くスキルがあればランディングページの内容を考えることはできます。あとはそれをITスキルができる人に外注すればランディングページは作ることができます。

このように、もしITスキルが必要になった場合はそれが得意な人に任せて、あなた自身は集客に専念しましょう。

ネット集客はやっているうちに慣れてくるので、心配しなくても大丈夫です。

ネット集客ツールとして主流であるFacebookは海外発祥のSNSであるにも関わらず、多くのお店が使用しているのが良い例です。

11.本当は効果がないネットを使った集客の見分け方

実はネット集客の中には、一見効果がありそうに見えて、実はそうでもないものもあります。

例えば「SEO対策で上位表示させます」などの営業電話をかけてくる業者については、その業者が電話してくる時点で効果がないことを疑った方が良いでしょう。

なぜなら、その業者のSEO対策に本当に効果があるなら「SEO対策 業者」などのキーワードで検索すれば上位表示されるはずで、営業電話をする必要はないからです。

ネット集客に本当に効果があるのか見分ける一番良い方法は、自分でそのネット集客をやって感覚を掴むことです。

これによって「これをやったらどれくらいのアクセスがある」や「このアクセスでどれくらいの結果が出る」などの感覚を身に付ければ、本当に効果があるネット集客を行う業者か見分けがつくようになります。

これはクリック広告も同様で、自分でやってみれば広告の相場が分かるようになります。

12.これからは「ネットからリアルへの集客」が主流になる時代

ネットからリアル店舗への集客は難しそうだと感じている方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、お店選びは口コミやSNSによる情報が基準となりつつあり、今はネット情報やネットでのコミュニティ重視の傾向があるので、ネットからリアルへの壁は特にないといえます。

多くの人が利用する食べログや、ホットペッパーなどが良い例です。

もし、ネットからリアルへの店舗集客がやりにくいと感じたら、お客さんに店舗に来てくれた理由を聞いてみると良いでしょう。

直に意見を聞くことで、ネットからリアルへの集客の壁どこにあるのかが見つかるかもしれません。

ただ、今後はリアルの集客の方が少なくなり、ネット集客で店舗にお客さんを集める流れが主流になると考えられるので、これを機にネット集客にチャレンジしてみて欲しいと思います。

13.まとめ

自分のこだわりと希望を胸に、大きな決断をして出したお店にお客さんが集まらないのは非常につらいことです。

しかしそれはあなたの商品に問題があるわけではなく、単純に効果的な集客の方法を知らないだけであることが大半なので、現状を悲観する必要はありません。

しっかりとマーケティングスキルを身に付けて、集客に必要なことを焦らず一つひとつやっていけば今より悪くなることはなく、コツを掴めば良い方向に転がっていく可能性は十分にあります。

ネット集客が上手くいっていない方も、苦手意識からまだネット集客を始めていない方も、今回の記事でお話させて頂いた内容をもとにして、コンサルをうまく利用してネット集客でお店を盛り上げていってください。

 

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